♪ Broadway, Broadway ~ 今回の作品群 その②
2008年 04月 07日
ニューヨークの食生活では、かなりオーバーウェイトになりました。4月は健康診断の季節なのに・・・ 帰国から今日まで、なんとか、節制のお陰で渡米前までは回復。でも、こんなところで満足しちゃいけない!もうちょっと頑張ってみます。
今回観たブロードウェイ作品、あと3つ残ってます。ここから先は、普段ミュージカルで使わない劇場ばっか。劇場前の通りも、1ブロック前後だったらよく歩いていても、ここはちょっと新鮮な気分。
"Dracula"は失敗だったけど、短命だったお陰で、ルーシーを演じていたKelli O'Haraは、同じシーズンの新作"Light in the Piazza"に出演してヒットし、その後"The Pajama Game"を経て現在は"South Pacific"に出演中と、ヒット作に恵まれて充実した女優人生を送ってますねぇ。このPassing Strangeは、Playbillではジャンルがmusicalではなく、"none"となってます。でも、宣伝にはmusical showとなってるし、さて、どんな意味なんだろう・・・と楽しみに、いざ劇場へ。
なるほどね。"music show with play"って感じね。反対に、歌が一応添え物になってるけど、ミュージカルと呼ぶほど歌に表現力が無い場合、"play with music"っていう人いますしね。こう考えると、"musical"って、歌と踊りと芝居が相乗効果で、化学反応によって生まれる、他に類の無いかけがえのないジャンルなんだなぁと改めて思ったり。
このPassing Strangeは、そりゃ歌は白熱して、よく聴かせてくれました。
"narrator"なるリードボーカルが、自分史らしき物語を綴って歌う with 自分役の役者が大したセットの無い舞台で演技して、ってな感じの作品です。
"Grease"といえば、まずはFrankie Valliでお馴染みのGreaseのテーマでしょうか。でもこれ、オリジナルの舞台にはなく、映画用に作ったんですね。そしてその後、ロンドンリバイバルに採用されて、B'wayリバイバルはこの点オリジナル舞台に忠実だったらしいです。(数年前のロンドンツアー来日公演のパンフレットにそう書いてあったような) でも、今回のB'wayリバイバルは、しっかり"Greaseのテーマ"から始まりました。気分が乗りますねぇ。
何でGreaseの音楽聴くと、ウキウキするんでしょうねぇ、♪Tell Me More, tell me more~, ♪We go together~
よい舞台かどうか、落ち着いて批評すると、別に見所全然ないって感じなんだけど、私にとっては、Greaseのノリだけで楽しいです。
このGreaseが未だにアメリカの若者に支持されるって、凄いですね。もう30年くらい前の作品だし、あんなリーゼント、いまやったらタダの笑いものでしょうに、それでも青春のバイブルの地位は確立してるようで。
ただ印象に残ったのは、冒頭のベッドシーンで、えっ、この女優さん、ここまで脱いでるの??? ってところ。
以上、7泊9日の旅程で、9本観ました。日曜ソワレと、月曜公演を上手く使って、フルスロット埋めた感じですね。それでも、South Pacificが見れなかったけど、早速11月のチケットはゲットしてます。11月まで、あとはどんな新作がやってくるか。。。
今回観たブロードウェイ作品、あと3つ残ってます。ここから先は、普段ミュージカルで使わない劇場ばっか。劇場前の通りも、1ブロック前後だったらよく歩いていても、ここはちょっと新鮮な気分。
Passing Strange @ Belasco Theatre 3.30 afternoon
Belascoを訪れるのは、2004年の"Dracula"以来。"Dracula"は失敗だったけど、短命だったお陰で、ルーシーを演じていたKelli O'Haraは、同じシーズンの新作"Light in the Piazza"に出演してヒットし、その後"The Pajama Game"を経て現在は"South Pacific"に出演中と、ヒット作に恵まれて充実した女優人生を送ってますねぇ。このPassing Strangeは、Playbillではジャンルがmusicalではなく、"none"となってます。でも、宣伝にはmusical showとなってるし、さて、どんな意味なんだろう・・・と楽しみに、いざ劇場へ。
なるほどね。"music show with play"って感じね。反対に、歌が一応添え物になってるけど、ミュージカルと呼ぶほど歌に表現力が無い場合、"play with music"っていう人いますしね。こう考えると、"musical"って、歌と踊りと芝居が相乗効果で、化学反応によって生まれる、他に類の無いかけがえのないジャンルなんだなぁと改めて思ったり。
このPassing Strangeは、そりゃ歌は白熱して、よく聴かせてくれました。
"narrator"なるリードボーカルが、自分史らしき物語を綴って歌う with 自分役の役者が大したセットの無い舞台で演技して、ってな感じの作品です。
Grease @ Brooks Atkinson Theatre
3.30 evening
"Grease"といえば、まずはFrankie Valliでお馴染みのGreaseのテーマでしょうか。でもこれ、オリジナルの舞台にはなく、映画用に作ったんですね。そしてその後、ロンドンリバイバルに採用されて、B'wayリバイバルはこの点オリジナル舞台に忠実だったらしいです。(数年前のロンドンツアー来日公演のパンフレットにそう書いてあったような) でも、今回のB'wayリバイバルは、しっかり"Greaseのテーマ"から始まりました。気分が乗りますねぇ。
何でGreaseの音楽聴くと、ウキウキするんでしょうねぇ、♪Tell Me More, tell me more~, ♪We go together~
よい舞台かどうか、落ち着いて批評すると、別に見所全然ないって感じなんだけど、私にとっては、Greaseのノリだけで楽しいです。
このGreaseが未だにアメリカの若者に支持されるって、凄いですね。もう30年くらい前の作品だし、あんなリーゼント、いまやったらタダの笑いものでしょうに、それでも青春のバイブルの地位は確立してるようで。
A Catered Affair
@ Walter Kerr Theatre 3.31
ただ印象に残ったのは、冒頭のベッドシーンで、えっ、この女優さん、ここまで脱いでるの??? ってところ。
以上、7泊9日の旅程で、9本観ました。日曜ソワレと、月曜公演を上手く使って、フルスロット埋めた感じですね。それでも、South Pacificが見れなかったけど、早速11月のチケットはゲットしてます。11月まで、あとはどんな新作がやってくるか。。。
by UKaye | 2008-04-07 22:32 | Broadway