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U.Kaye Presents いつか、New Orleans

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semスキン用のアイコン01 Evita @ Adelphi Theatre 11.24  semスキン用のアイコン02

2007年 01月 01日

2007年が明けました。今年もよろしくお願いします。
ちょいとだけ新年らしい行動もとったのですが、ブログはフツーに行きます。
でも、例年通り、カウントダウンはジャニーズの番組見てて、ことしはジャニーズメドレーに懐メロがなかったのがとっても不満だったということは言っておきましょう(笑)。それでもう1個思い出した、紅白見てると、ベテラン歌手とかでも声出てないなぁ、音符追えてないなぁと感じる人が結構いたけど、その中でTOKIOって、かなり合格点の歌い方をしている。

さて、ウェストエンドレポート4つ目は、ご存知、アンドリュー・ロイド・ウェバーの古典。
Evita @ Adelphi Theatre 11.24_a0037729_17452388.jpg
この作品を本場で観られるときがやってくるとは思っていなかったので、素直に嬉しかったです。あらすじ聞いても、特別感動するようなラインではないんだけど、舞台としては引き締まってまとまる不思議な作品。ミュージカルって、一番重要なのはメロディラインなのかと改めて認識します。でもホント、キャスト全員がしっかり歌を聴かせてくれるし、特にチェ・ゲバラ役の歌と表情(声の表情含めて)。役者の名はMatt Rawleで、役暦のトップにはミス・サイゴンのクリス役とあるけど、オリジナルじゃないですから、この作品がオリジナルデビューかな。そして、1曲だけのために配役された、ミストレス役のLawna Want。可愛くて、歌もキレイ。文句なし!この作品、"Don't Cry for Me, Argentina"が代表曲とされるけど、実際、ここに至るまで1幕で次々に投入される曲たちの方が、良く印象に残ります。

主役を批判的に見る語り部チェがいて、1曲だけ登場でもビシッときめるミストレスという構成は、ジーザス・クライスト・スーパースターと全く同じだけど、これは、インプリントの効果を狙ってわざと仕掛けたのか、この構成しかアイデアがなかったのか。後者だとすれば、手抜きなだろうけど、演歌や時代劇が好きな日本人には、これでヨシと思えてしまう。作品作るのには、過去記事であまりよくない印象で書いたBilly Elliotの方が難しいことはよく分かるんだけど、直感でいいな、と感じるのは全く別の問題なんだなぁと。だったら、これからもジーザス、エビータのパクリだけ見続ければ満足かと質問されたら・・・いいんじゃない。タダ、それさえ作るのが今のALWには辛そうだけど。この頃のメロディーラインはホント綺麗で感動するけど、Woman in Whiteは耳障りに感じたし、もうパクリさえ作るの難しいでしょう。だから、ウェストエンドが盛上るのには新たな別の何かが必要なんでしょうけね。リバイバルは確かに嬉しいけど、そればっかりじゃね。

その他配役
Evita @ Adelphi Theatre 11.24_a0037729_18305299.jpg
ペロン役として、フィリップ・クワストに初遭遇。渋いですねぇ。

by UKaye | 2007-01-01 18:29 | West End