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U.Kaye Presents いつか、New Orleans

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semスキン用のアイコン01 オリビア様との再会(プロローグ)  semスキン用のアイコン02

2004年 12月 05日

さて、月曜日の記事に書いたとおり、ニュージャージー・トランジットに乗ってNew Brunswickへ着いた私の目的は、崇拝するオリビア・ニュートンジョン様のコンサートをState Theatreにて聴くことでありました。昨年4月の来日公演を聴いて感銘を受けて、アメリカでもう一度聴きたいとずっと思っていたところ、幸いにも今回のNYC滞在中に近郊で催されることがわかり、チケットをGetした次第。Tickemasterでなかなか発売されないな~と待っていたら、クワストさんがState TheatreのHPで発売されているとの情報を提供してくださいまして、おかげさまで確保でき、思いっきり堪能しました。Rieさんにも、昔Betty Buckleyのコンサートで同地に赴かれたお話をいただき、参考になりました。お二人様、ありがとうございました。

このブログに来る若い人よ!尾崎亜美による作詞作曲、杏里のデビュー曲で、今やカラオケスタンダードナンバーとして定着している、「オリビアを聴きながら」はご存知ですね。では、この「オリビア」とは何でしょう?そんな楽器あったっけ?そういうリズムの音楽もあるんだ?なんて思った人がいたりします? No, No! オリビアとは、まさにオリビア・ニュートンジョンのことなんですね。サビを歌ってごらん! ♪出逢った頃は こんな日が 来るとは思わずにいた~ の、次のフレーズは何? ♪Making Good Things Better ~ でしょ?このフレーズはね、これが由来ですよ。下の写真!
1977年発表のアルバム、その名はまさに、"Making A Good Thing Better"!(邦題:「きらめく光のように」)ちょっと単数と複数の違いがありますが。リズム合わせのためか、それたもただ単に間違えたのか・・・タイトル曲の1曲目を聴くと、結構意識して「オリビアを・・・」を作曲したんだなって分かります。このアルバムの中には、あのミュージカル「エビータ」の代表曲、"Don't Cry for Me, Argentina"も収録されてますよ!杏里が「オリビア・・・」でデビューしたのは、この翌年のことでした。

アルバムを紹介した勢いでイッちゃいましょう!時は流れて2004年。右の写真は、今年10月に発売したばかりの、オリビア様のニュー・アルバムです。まだまだ現役で新作出し続けてますよ、この人は。聴いてみてください。あの頃の声、そのまんまですから。一度乳癌患って、克服してこの声ですよ。ご立派。素敵な56歳ですね。
そうは言っても、このアルバム、実はカバー。このくらいキャリアを積んじゃうと、カバーで一仕事できちゃうのは、ずるいのかもしれません。皆様にお馴染みの曲は、何と言ってもカーペンターズの"Rainy Days and Mondays"でしょうか。彼女は、カーペンターズの曲では"Close to You"がとってもお気に入りで、レコーディングしようと計画したこともあったけど、カレンとは違う自分のカラーが出せなくて断念したとか。彼女が歌えばなんでもキレイにまとまっちゃうから、そんな細かいことファンにはどうでもいいんですけどね。聴きたいな、"Close to You"。ならば、"Rainy Day and Mondays"はどう歌っているか?私の受けた印象では、"Grease"調! 別に、あの歌でGo Goしてるわけじゃないんですけど。聴けばわかります。次に有名なのは、"Lovin' You"かな?ノエビア化粧品のCMの名曲カバーシリーズ第一弾で、アン・ルイスが歌ってたあの歌。あのシリーズ、世良公則の「別れの朝」とか、ヒデキの「愛が止まらない」(Winkと同じ訳詞)とか、メチャクチャだった。 元の歌手は、私は知らなかったけどMinnie Rippertonというらしい。そして、これは曲名検索すると山ほど出てくるから、スタンダードナンバーではないか、日本ではYMOもカバーした、"Where Have All the Flowers Gone"。Peter, Paul & Maryの歌としては知ってたけど、オリビア様がこの歌を捧げて敬愛しているのは、Joan Baez。さらには、ミュージカルファンとしてもたまらない、ソンドハイムの名作「Little Night of Music」より、"Send in the Clowns"も!ああ、こうしてカバー曲を聴くと、元ウタも聴きたくなって、手持ちCDが一気に膨らんでしまう!部屋狭くって場所がないのに!

ああ、また前置きが長くなっちゃいました。なので、本編のコンサートレポートはまた後日(もはや、明日と言い切れないところが弱い。。。)。New Brunswickへの移動の話から始まって、Bettyネタになったり、なかなか本編に進みませんねぇ。これはブログ主の性格なんで、諦めて下さい。

by UKaye | 2004-12-05 21:34 | Entertainment