U.Kaye Presents いつか、New Orleans

パソコンを買い換えました。今まではノートだったのですが、デスクトップに。でもって、自分のパソコンから見やすいようにスキン改造。 皆さんのPCからは、見心地悪くなったりしてませんでしょうか? そうでしたら、ご遠慮なくお申し付けください。
ニューヨークに関すること、何でも
by UKaye

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semスキン用のアイコン01 カテゴリ:West End( 9 )  semスキン用のアイコン02

semスキン用のアイコン01 フリンジ初体験、Little Shop of Horros @ Chocolate Factory 11.25  semスキン用のアイコン02

2007年 01月 03日

本題の前に、昨日のお話のつづき。
ダウンコートは大好きです。冬の格好で最も好きなのは、ダウンの下はTシャツ1枚。もち、ズボン履いてますよ。ヘンな想像ナシね。この軽くて、でも暖かいって格好が、とっても理想。
今まで着ていたダウンは、もう表面の生地がビリビリになっていたので、寿命です。でも、この旧コートには、しっかりと卒業の場が与えられています。それは、きっと今年は走れるはずの、ニューヨークシティマラソン。荷物を預けた後、スタート時まで寒さをしのぐためのウェア。これはもう、スタートで捨てるしかない運命にあります。数万人ものランナーが捨てていった防寒着は、ボランティアが拾い集めて、ホームレスに進呈するのです。この舞台で、僕とはお別れして、新しい主人の元に旅立ってもらいます。ちなみに前回は、高校生のとき学生服の上に着るためのコートで、ずっとクローゼットに眠っていたのを使いました。今年はこのダウンでいいとして、次回走るときは、もう捨ててもいい防寒着を持っていません!そのときは、ブログで皆さんにおねだりするかもしれませんので、善意のある方、よろしくお願いします(笑)
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Sound of Music, Billy Elliot, Wicked, Evitaと観てきました。今日は土曜日、2本観られます。夜は決めていましたが、昼間、どうしよう?この時期の演目を調べると、なんとひとつは"Caroline or Change"でトーニャ・ピンキンス自身が出演と。でも、普通のウェストエンドの興行形式じゃないようで、変則的で、なんと、私の滞在日程に限って上演予定ナシ!Idina Menzelには会えなかったし、今回のロンドン滞在、つくづくタイミング悪し。あとは、"Progy & Bess"なんてあったから、どんなもんかとDVDで予習してみたけど、メロディラインといい、ストーリーといい、そそられない。TKTSで半額売ってるなら観ようかな、くらいに構えていましたが、ありません。そんなとき、Wickedのパンフで見つけた公演が、このフリンジ興行"Little Shop of Horros"。日本人の公演しか見たことないし、一度確認するのもいいか、しかも、狭い劇場でやってくれるし、と、足をChocolate Factoryなる会場へ運ぶのでありました。特別、チョコレート作ってる工場ではなさそうです。
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チケットは、当日残っておりませんでした。ただ、この会場の方針で、開演時間過ぎた客は入場お断りで、その代わりキャンセル待ちしていた客に席を譲るということ。自分が前売りのチケットホルダーだったら、なんてガメツい、って不機嫌になるところだけど、今日の自分は逆の立場。そのお陰で、観るチャンスが残っている。ありがたく思い、直前まで待つことに。めでたく空席ができまして、最前列で見ることに。しかも、ステージなんかなく、客席と同じフロアでの上演。間近で迫力ありましたね。そしてこの作品、もともとこうした小劇場用のものか、と思えるほど、しっくりハマっていました。ブロードウェイミュージカルの印象があるけど、良く考えるとキャストの数少ないし、もともと小劇場用の作品だったのかな?ブロードウェイでは、どんなに派手に演出したんだろう?ところであの化け物植物、オードリーⅡは、車輪つけて茎を伸ばしてるのが分かりました(笑)
この物語のヒロイン、オードリー、日本で見たときに上原多香子が演じていたので、相当可愛い子って設定なのかな、と思いきや、ここで観たのはそうではなく、お笑いキャラ系。でも、この方がしっくりきますよね。じゃないと、悪徳歯医者にあんなに卑屈になったり、シーモアが自分にもったいないなんていう欲のなさを持つのはおかしいもん。上原多香子、目の保養にはいいけど、ミスキャスト!
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by UKaye | 2007-01-03 18:11 | West End

semスキン用のアイコン01 Evita @ Adelphi Theatre 11.24  semスキン用のアイコン02

2007年 01月 01日

2007年が明けました。今年もよろしくお願いします。
ちょいとだけ新年らしい行動もとったのですが、ブログはフツーに行きます。
でも、例年通り、カウントダウンはジャニーズの番組見てて、ことしはジャニーズメドレーに懐メロがなかったのがとっても不満だったということは言っておきましょう(笑)。それでもう1個思い出した、紅白見てると、ベテラン歌手とかでも声出てないなぁ、音符追えてないなぁと感じる人が結構いたけど、その中でTOKIOって、かなり合格点の歌い方をしている。

さて、ウェストエンドレポート4つ目は、ご存知、アンドリュー・ロイド・ウェバーの古典。
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この作品を本場で観られるときがやってくるとは思っていなかったので、素直に嬉しかったです。あらすじ聞いても、特別感動するようなラインではないんだけど、舞台としては引き締まってまとまる不思議な作品。ミュージカルって、一番重要なのはメロディラインなのかと改めて認識します。でもホント、キャスト全員がしっかり歌を聴かせてくれるし、特にチェ・ゲバラ役の歌と表情(声の表情含めて)。役者の名はMatt Rawleで、役暦のトップにはミス・サイゴンのクリス役とあるけど、オリジナルじゃないですから、この作品がオリジナルデビューかな。そして、1曲だけのために配役された、ミストレス役のLawna Want。可愛くて、歌もキレイ。文句なし!この作品、"Don't Cry for Me, Argentina"が代表曲とされるけど、実際、ここに至るまで1幕で次々に投入される曲たちの方が、良く印象に残ります。

主役を批判的に見る語り部チェがいて、1曲だけ登場でもビシッときめるミストレスという構成は、ジーザス・クライスト・スーパースターと全く同じだけど、これは、インプリントの効果を狙ってわざと仕掛けたのか、この構成しかアイデアがなかったのか。後者だとすれば、手抜きなだろうけど、演歌や時代劇が好きな日本人には、これでヨシと思えてしまう。作品作るのには、過去記事であまりよくない印象で書いたBilly Elliotの方が難しいことはよく分かるんだけど、直感でいいな、と感じるのは全く別の問題なんだなぁと。だったら、これからもジーザス、エビータのパクリだけ見続ければ満足かと質問されたら・・・いいんじゃない。タダ、それさえ作るのが今のALWには辛そうだけど。この頃のメロディーラインはホント綺麗で感動するけど、Woman in Whiteは耳障りに感じたし、もうパクリさえ作るの難しいでしょう。だから、ウェストエンドが盛上るのには新たな別の何かが必要なんでしょうけね。リバイバルは確かに嬉しいけど、そればっかりじゃね。

その他配役
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ペロン役として、フィリップ・クワストに初遭遇。渋いですねぇ。
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by UKaye | 2007-01-01 18:29 | West End

semスキン用のアイコン01 Wicked @ Apollo Victoria Theatre 11.23  semスキン用のアイコン02

2006年 12月 30日

ニューヨークへの旅立ちが間近に迫っています。ウェストエンドレポートは、その前に完結するのでしょうか(笑)

今年ロンドンへ旅立とうと思ったきっかけは、このWickedに、B'wayオリジナルキャストのIdina Menzelがキャスティングされたことから。でもね、代役だったの(悲)
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そしてこの看板のElphaba&Glindaの絵、ブロードウェイとの違いわかります?ブロードウェイのは、単純に黒と緑の2色をべったり塗っているのですが、こちらは、色にグラデーションがかかっていて、リアル風なタッチに仕上げています。でもね、これがグロイ。素直にブロードウェイのマネしてくれればいいものを。

さて、Idinaがいなかったことを抜きにして、この舞台がどうだったかというと。。。
オープニングに出てくるサルの翼が小さくなってる気が。コスト削減?迫力なかったよ。
そして、最も致命的に感じたことは、グリンダが全然可愛くない。タダのお笑い系キャラ。だから、なぜクラスのみんながグリンダを慕うかが分からない。歌は下手ではないけど、声の質に違和感があって、最後まで聴くに耐えなかった。決して、クリスティン・チェノウェスでなければダメ、と言ってるわけじゃないんですよ。ブロードウェイの時は、代役や2次キャストでも、それなりに伝わってきたのです。

このために遥々ロンドンまでやってきたのに・・・ちょっと虚しい思いをしてホテル路へついたのでありました。でも、明日以降まだ3本残ってる。気を取り直してね。
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by UKaye | 2006-12-30 19:26 | West End

semスキン用のアイコン01 Billy Elliot @ Victoria Palace Theatre 11.23  semスキン用のアイコン02

2006年 12月 10日

到着2日目、マチネ。まずは、昨年見逃した(チケット取れなかった)、昨年の新作。
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なんか、素朴なミュージカルでしたね。ストーリーは納得いくんだけど、ミュージカルとして表現して、どうかな、というのが正直な感想。

ミュージカルなんだから、ということで構成を頑張っている姿勢は見えました。炭鉱労働者のストライキと、ビリーのダンス教室の女の子達のレッスン風景がシンクロして、リズミカルにストを表現していたこと。ロンドンのアカデミーへのオーディションの日、ビリーの兄が炭鉱閉鎖反対運動の実力行使に走って、そんなことしてる場合かとオーディションを止められ、悔しい感情の表現がビリーのタップ&バレエで表現されたこと。ただ、感動するレベルではなかった。。。

確かにビリー役の少年、ダンス上手いですね。ただ、「少年でここまで上手いのはスゴイ」止まり。しっかりお金払って見てる客にとっては、舞台に立つ役者が大人だろうと子供だろうと関係ないですから、ソロのダンスだと、たとえば、Savion Gloverのタップと比較してどうか(もちろん、ダンスの種類は違うけど、魅了できるかという点で)、という評価になってしまう。回想シーンの大人のビリーは期待してもいいかな、と思ったけど、まあ、このくらい踊れるバレエダンサーは他にもいるだろうな、というレベル。

エルトン・ジョンの作曲といっても、特別引き込まれる曲ナシ。レスタットのときもそうだったけど。ライオン・キング、アイーダの曲は好きだけど、敢えてポップス色を消してミュージカルッぽい曲作りを意識したのかな?持ち味が違うんだから、無理しなくていいのにね。

この作品は、素朴さを素直に味わわなければいけないのかな?ブロードウェイの派手セット&演出にかぶれて、こういう作品を正しく鑑賞できない体になってしまったのだろうか。
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by UKaye | 2006-12-10 15:15 | West End

semスキン用のアイコン01 The Sound of Music @ Palladium 11.22  semスキン用のアイコン02

2006年 12月 05日


ロンドン到着日に選んだ作品はコレ。ミュージカルに興味なくても、知らない人はいない、スタンダード。
到着日は、集中力に自信ないから、こうしたストーリーはわかっている作品を選ぶわけです。それと、席が残ってる日が滞在中この日しかなかったっていうのもあるんですけどね。スゴイ人気なもので。チケットマスターでは全部売り切れていましたが、英国では、米国と違って、大抵の公演がチケットマスターとLondon Theatre Directで併売しているようで、後者には残ってました。ラッキー。日本で「ぴあ」と「イープラス」と「ローソンチケット」がほとんどの公演で共存しているのと似たシステムなのでしょうね。
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さて、このサウンド・オブ・ミュージック。もちろん映画見たことありますよ。リアルタイムじゃないけど。普段は演劇上のル・テアトル銀座の新春だけ名画座になるシリーズで、何年か前の元旦に見たことが。大スクリーン一面にアルプスの背景。私、それほど映画好きじゃなくて、わざわざ映画館で見る意味ってあまり見出せないのですが(「釣りバカ日誌」とかね)、コレとウェスト・サイド・ストーリーは、何度か見てて、ストーリー分かってても、劇場でやってる情報見つけたら足運んでしまいますね。それに比べて、ちょっとあとに来たツアー公演の舞台。ショボい。全くアルプスを感じない。でも、ウェストエンドでのリバイバルなら、何かある。そんな期待とともに臨んだのでありました。

どんな舞台だったのでしょう?端的に言うと、映画版の、舞台での再現。そう、しっかりあの草原が舞台で作られるのです。きれいでした。拍手喝采。円盤上の草原が、まずは垂直に現れて上空からの景色を写し、徐々に水平に回転して、マリアが立ち上がる。なるほどね。コレなら、円盤すぐ引っ込めれば、教会にシーンに速やかに移れるしね。でも、歌い方は映画風にアルプスの大自然に向かって発散するわけではなく、Mary Martinの舞台版CDで聞く感じに、抑え目に歌っていました。

映画版の踏襲と言えば、キーポイントは、まず"I Have Confidence"の歌が入っていること。この曲だけ、オスカー・ハマースタイン2世なきあとに映画のためにリチャード・ロジャース自身が作詞した曲ですね。トラップ家に向かう気持ちをよく表していて、舞台が引き締まりますね。では、映画版ってことは、"My Favorit Things"(ミュージカル見ない人がどこまでこの記事読んでくださっているかわかりませんが、一応説明すると、JR東海の「そうだ、京都へ行こう」です)は、教会でマザーと歌うんじゃなくて、トラップ家のベッドの上で、子供達と???実は、両方で歌うんです。贅沢ですね。確か、マザーが"Climb Every Mountain"を前半の終わりに歌うのは映画だけだと思いますが、これもこのバージョンの舞台では採用です。ただ、この歌の盛り上がりは最後まで取っておいて欲しいな。といっても、それは映画も同じだし、個人の好みの問題だろうけど。ちなみに、「ドレミの歌」は、元の舞台版どおり、子供達との初対面のあと、トラップ家の中でのみ。「エーデルワイス」は、コンサートで1回だけ。リーゼルの恋人ロルフは、教会でトラップ一家を発見後、オリジナル舞台どおりに見逃してあげます。
さて、フィナーレのアルプス越え。これが、オープニングに出てきた円盤が再び活躍。今度は、最初舞台の奥に向かって上り坂にして、里を去ってゆく様子を描写。そして傾斜を徐々に逆転して、客席側を高くするから、トラップ一家はやがて消えてゆく。次の瞬間、これは山頂側からの景色という役割にかわり、再び上がってくるトラップ一家。そして、里を見下ろして、ここまで上ってきたことに感慨にふけってジ・エンド。ミュージカルで感動するには、セットがとっても大事ですね。前見たのはオリジナルだからか、ツアーでコストダウンしたためかわからないけど、低い階段上っただけで、アルプス越え表してましたからね。それ、教会の階段2階に上がっただけじゃないか、くらいのショボさで。とにかく、しっかりつくれば舞台でもしっかり感動できる作品であることは確認できてよかったです。

映画の踏襲って、グリース以来(いや、もっと前からか?)、ウェストエンドのお家芸?グリースはともかく、サウンド・オブ・ミュージックについて言えば、あの映画を観たあとだったら、舞台も何らかのリファインをする必要があったでしょうし、そのひとつの答えが映画の踏襲だったのでしょう。それで映画に勝てるのか?といわれたら困ってしまいますが、今回、歌は生で聴いてとってもよかったですよ。特に、教会でのシスターたちのハレルヤ合唱。ミュージカル専用劇場って、どうしてこんなにいい音響なんでしょう。コレ聴いて、新宿の厚生年金でミュージカルなんかやっちゃいかん、ってつくづく思いました。
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by UKaye | 2006-12-05 23:16 | West End

semスキン用のアイコン01 The Woman in White @ Palace Theatre 7.16 evening  semスキン用のアイコン02

2005年 08月 17日

さて、ウェストエンドレポートは最終回になりました。

a0037729_21452199.jpgそれにしても。。。
どこかで聴いたことあるような曲。sabretoothさん曰く、「自分の曲を盗作」ってヤツね。アンドリュー・ロイド・ウェバーからはもうヒット作はでないのかな。

そして、全体的に叫びすぎ。そういうものは、ここぞというときに出して、感情が伝わるもんでしょ。初っ端から、観客の心の準備できてない状態で「白衣の女」アン・キャセリックが狂った調子でシャウトしてるし。なもんで、中盤、後半と誰かが叫んだときには、「またか」と呆れ状態。

これは、「斬新」と評価する人もいるのかな。背景は、ほとんど映像。だから、セット替えする必要なく、場面の切り替えが頻繁。こうでもしなきゃ長いストーリーを伝え切れなかったんだろうけど、でも味気ないですよね。生舞台ではなく、半生ってな感じで。

で、ストーリー展開。主人公に終盤で近い人に死んでもらって、主人公は結ばれてハッピーエンド、ってよくあるパターンなんだけど。。。今回残念ながらなくなってしまったのが、男の主人公ウォルター・ハートライトが冒頭に出会って因縁があり、また結ばれたローラ・フェアリーと実は姉妹だった運命の女性アン・キャセリックが、悪玉パーシヴァル・グライドと揉み合って殺され、敵討ちにウォルターがグライドとやり合ってついに自殺に追い込んで、一度はグライドと結婚する羽目になったローラを見事にGetしてハッピー・エンド。なんだけど、普通、仲間の死があったら、しばらくは悲しみの余韻を味わうでしょ。なんか、アンが死んだらすぐさまウォルターの決闘が始まって、テンポよくハッピーエンドに進んでしまう。死んだアンが浮かばれない、無駄死にだよ。

なんて感じで、モノ足りなさ溢れる作品でした。ストーリー上の主役とは違い、役者の格はローラの姉マリアン・ハルカムを演じたRuthie Henshallと、客人フォスコ役のAnthony Andrewsってのが高いらしく、カーテンコールもこの2人が最後でした。フォスコってのが、マイケル・クロフォードが最初演じてた役だっけ?
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by UKaye | 2005-08-17 22:14 | West End

semスキン用のアイコン01 BLOOD Brothers @ Phoenix Theatre 7.16 Matinee  semスキン用のアイコン02

2005年 08月 09日

TKTSで買いました、唯一の現地調達作品。
a0037729_21104061.jpgあ、何かFAGEと一緒に映ってますが・・・ていうより、FAGEがメインの写真なんですが、気にしないで。劇場が、FAGE買ったSainsbury'sの近くなんです。FAGEのロンドンらしさの背景として撮った1枚。FAGE記事に採用したのは結局Charing Crossの標識の方だったんですが、Phoenix Theatreの写真をそういえば、BB観た日には撮ってなかった、ってことで、この写真をここでは掲載。

例によって£3パンフレットを購入して、キャストを見てみると、運命の双子を産んだお母さん、Mrs. Johnstone役の女優は、Maureen Nolan。何か、聞いたことある苗字。ノーラン?そう、ノーランズ!若い人、知ってる?邦題「ダンシング・シスター」、"I'm in the Mood for Dancing"。80年のヒット曲。最近では、サントリー酎ハイ飲料「カロリ」に、この曲のカバーが使われたりしてます。自分は、その後に出た「恋のハッピーデート」"Gotta Pull Myself Together"の方が好きですけど。リアルタイムに石野真子がカバーもしちゃったりね。そうそう、Winkが"Sexy Music"カバーしたのは記憶に新しいんじゃない?全然古いよって? 前2つからは、10年経過してるんだよ。新しい新しい。話すっごく飛ぶけど、相田翔子は今でもいい女ですねぇ。

で、Maureen Nolanは、まさにノーランズのメンバーでした。日本に限って言えば、ビートルズよりもレコードが売れたって、パンフレットに書いてあったよ。彼女ら、6人姉妹で、モーリーンは三女。グループは、その時々で一人二人が抜けたり入ったりして活動してたんだけど、ダンシング・シスターなど引っさげて日本でプロモーションしてたころは4人編成で、モーリーンがメンバーの中では「長女」。

で、幕が開き、モーリーン演じるMrs Johnstoneが現れ、オープニング曲"Marilyn Monroe"を歌います。ノーランズの面影は、歌声にちょっと。それよりも、「おばさん」ってイメージの方が濃い。老けたよねぇ。そりゃそうか、当時小学生だった自分がオッサンになってるんだから。

まあ、ノーランズはこの辺で、舞台の話に行きましょう。兄弟たち、幼少時代から大人と同じ役者が演じるのね。大の大人が、子供の半ズボン履いて。冷静に見ると、不気味です。"Spelling Bee"のああいう表現法も、最初じゃないのね。でも、BBは成長の一過程を表現しているだけなのに対し、SBは全編とおしてアアだから、やっぱりスゴイね。

しっかりフォローできなかったけど、大人になって一緒に犯罪犯すSammyって、Mickeyの兄貴?子供の頃から一緒に遊んでて、Mrs. Johnstoneが家に入れたりしてたし、引っ越すときも一緒だったし。Donna Marieも、姉か妹?

結末なんだけど、Mickeyが双子の片割れEddieを殺す理由が、自分の彼女とイチャイチャしてたから、っていうのは、説得力ないね。しかも、自分は刑務所まで経験してるんだから、Eddieに気持ち流れても、仕方ないだろ。で、いざ殺そうというとき、母親登場で、ここで自分たちが実の兄弟であることが判明。それ知ったとき、もうちょっと感情の表現とか見せ場があるのかと思いきや、一言吐いただけで発砲して、同時に警官に狙撃されて、ジ・エンド。あっけなさを感じた。もう一捻り欲しかった。

この上演、マチネと言っても、4時開演でした。で、ソワレは7時半。パブでビール1杯飲んだら、ソワレの劇場へ、って感じのちょうどいいインターバルでした。ブロードウェイみたいに、土曜2時日曜3時固定じゃなくて、こうして作品・劇場ごとにフレキシブルなのは、ウェストエンドのひとつの特徴ですね。
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by UKaye | 2005-08-09 21:47 | West End

semスキン用のアイコン01 Guys and Dolls @ Piccadilly Theatre 7.15  semスキン用のアイコン02

2005年 08月 06日

Ewan McGregor & Jane Krakowskiがクレジットされた、あのGuys & Dollsです。

a0037729_10523629.jpg開演前に買った£3パンフレットでは、キャストは"in order of speaking"で書かれており、それによるとJane Krakowskiが登場するのは随分あと。ところが初っ端から大拍手。え、もう一人大物がいたの?誰への拍手?と思っていると、Janeに似てるよな~。そしてしゃべらずに消えていった。ヤラレタ。しゃべらないけど初登場するタイミングはもっと早かったのね。その瞬間は見逃しちゃったよ。
Jane Krakowskiといえば、前の役はNineのCarla。自分もNineはこれで観たはずなんだけど、そういえばDirty Rotten Scoundrelsのオクラホマ・ガールJoleneを演じたSara GettlefingerもCarlaやってたって、プレイビルに書いてあったな、と思い、ホンマはどっちがオリジナルか確認したら、やはりJaneですね。SaraもCarlaっぽさよく醸し出せる女優っていうのは、Joleneを観ててもわかりましたが。で、彼女はNineのオリジナルキャストではあるけど、そのときの役はMariaなるもの。この役、何か印象ある場面あったかな。きっとアントニオ・バンデラスが降りたあたりでCarla役も交代したんでしょうね。プレイビルのWHO'S WHOにCarlaとだけ書かれていたところを見ると、オリジナルの端役より、二番手以降のプリンシパルの方が格付けが高いってことかな。
ストーリーとは無縁っぽいけど、このバージョンではJane演じるMiss Adelaideのショーのシーン、とっても重要なんでしょうね。

そして、世間ではこちらの方が注目高いんでしょうね、スカイ役のEwan McGregor。私は映画には全く疎くて、スターウォーズ・エピソード3に出てることなんかも舞台見た後で友達に教えてもらったくらいなんだけど、ムーラン・ルージュを見たときには、歌で演技できるいい役者がいるもんだと感心したものです。なので、彼が生舞台に出るというのは、一度チェックしておかねば、というのもありました。で、彼の登場はというと・・・意外なほどアッサリ。拍手がなかったけど、今日代役?何て感じで。でも、そんなことはどこにも書いてないし、恐怖の白紙がないか、パンフレットもチェックしたし、ロビー掲示板のAt This Performanceにも指揮者の説明しかなかったし、この雰囲気、確かにユアンだよなぁ、なんて思いながら。通して演技を観た感想は、さすがにここ2年間名優の演技をいろいろ観させてもらったせいか、まあ普通といった感じで終わってしまいましたが。

最高に盛り上がった曲は、ユアンでもJaneでも以上、役者名で、ましてやNathan DetroitやSara Brownでもない、子分のNicelyが終盤、教会(?)でノリノリに歌う"Sit Down You're Rockin' the Boat"。ここで思ったけど、この舞台、要所要所で彼の歌が利いてますね。

映画で予習したときは、救世軍の堅物娘サラがスカイに堕ちるなんて、あり得ネェ~、マーロン・ブラントがカッコよければ何でもありかっ!なんて飽きれながら観ていましたが、舞台だとその辺、どうせあり得ない話なんだから、何でもアリでしょ、って、突き放して見れますね。この作品は映画より舞台が正解でしょう。

カーテンコールは、プリンシパル4人が一斉に出てきて、真ん中にユアンとJane Krakowski。なるほどね。
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by UKaye | 2005-08-06 10:58 | West End

semスキン用のアイコン01 Mary Poppins @ Prince Edward Theatre 7.14  semスキン用のアイコン02

2005年 07月 31日

さて、ウェストエンドレポート、観た順番に行きましょう!

開演時刻ちょいと前の、劇場前の風景。ソワレですよ。明るいですねぇ。随分北にあるもんですね、ロンドン。冬って、この分すっごく昼が短いんですよね。観光客来ないわけだ。
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この作品の感想は・・・楽しかったです。いいでしょ、それだけで(笑)。
映画と勝負してどっちがいい、と聞かれれば、映画には敵わなかった、と言いますね、私は。
登場シーンにしても、映画にあった、乳母志願者をみんな風で吹き飛ばしちゃう豪快さに比べて、ダンサーが適当に踊ってるうちに、いつのまにか彼らに隠れていて、アレ、いたの?って感じだったし。
映画であった、絵の中に飛び込むシーン、どう表現するのかと思っていたら、絵の中はやめて、現実世界で彫刻たちが動き出すってことにしたのね。やっぱ、難しいですよね。映像だったら何でもありなところ、舞台で表現するのは。それにしてもこのシーン、どこかで観たような・・・そうだ、"All Shook Up"にあったよ。最近のトレンドなのかな。
この作品でも観られたとおり、今じゃ当たり前のように、俳優をワイヤー吊って空飛ぶシーンを演出したりしているけど、この技術が発明された当時は斬新で、衝撃的だったでしょうね。そんな時代に上演していれば、映画を凌駕する作品として歴史に残ったかも。

メリーの鞄から、帽子掛けとか、とにかく大きいものが出てくるシーン、なるほどですね。釣竿の原理でね。

情けないことに、映画で予習したにもかかわらずストーリーのディテイルが掴めなかった。映画じゃ 2ペンス(2シリングだっけ?)銀行に預ける、預けないでもみ合いになって、それを見た銀行の客たちが勘違いしてみんな預金を下ろしにかかってパニックになる→お父さんクビ って流れがあったけど、舞台には、預金引き出しパニックはなかったけど、確かお父さんクビになっちゃったような。何でだったんだろう。

キャメロンの演出のおかげで、映画の名曲はいくつか削られたらしいけど、とにかく"Supercalifragilisticexpialidocious""A Spoonful of Sugar""Chim Chim Cher-ee"は残ってたんで、自分的にはヨシ。"Feed the Birds"って、鳩にエサをあげる優しい心を持つようにって、訴えてるんだろうけど、今でもこんなことが美徳として通用してるのかな、イギリスでは。糞の被害で困るって現実の方が凌駕してる現代の日本で上演したら、違和感があるかも。

さて、この作品はブロードウェイに上陸するのでしょうか。だったらポピンズ役は、誰かな。Laura Michelle Kellyもキレイで歌上手かったけど、ジュリー・アンドリュースの映画をブロードウェイのステージで引き継ぐのは、やはりサットン(←勝手な決め付けです。ごめんなさい)
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by UKaye | 2005-07-31 15:17 | West End