キャバレー来日公演
2004年 08月 24日
キャバレーは、Studio 54で、過去に2度みました。なのに何故、わざわざ日本公演を観るのでしょう?それは、字幕があるから。ホント、今まで全然理解していなかったことを思い知らされました。そして、これは英語とは関係ありませんが、恥ずかしいことに、2回も観ておきながら、「衝撃のエンディング」って、みんな言うけど何のこと?って感じだったんです。やっとわかった。エンディング(近く)では、ドイツを離れるクリフの切なさばかりに気をとられていました。そして、お調子者MC自身の人生のマイナスの側面なんて、考えてもいなかった。人の悲劇に対していつも傍観者で、クリフとか、ユダヤ商人シュルツなど他人の不幸を茶化している存在としか思っていなかったのですね。で、物語も、次の選挙のあとはナチスの時代になりそうだ、という予感で終わろうとしているし(だからこそ、エンディングが強烈になり得るのでしょうが、それはわかったあとの話で)。
よく考えてみれば、キャバレーのような商業的繁栄は、ユダヤの賜物ですよね。
認識してるユダヤ人が、シュルツだけの場合と比べて、作品に重みがグッと増しました。侮れない!
(おまけ)
今回初めて気になったこと:
Kit Kat Girlのウェストって、BWでもあんなだったっけ?(クビレどころか、タルんでいる) そういう演出なのかな?
よく考えてみれば、キャバレーのような商業的繁栄は、ユダヤの賜物ですよね。
認識してるユダヤ人が、シュルツだけの場合と比べて、作品に重みがグッと増しました。侮れない!
(おまけ)
今回初めて気になったこと:
Kit Kat Girlのウェストって、BWでもあんなだったっけ?(クビレどころか、タルんでいる) そういう演出なのかな?
BGM:"Cabaret" by Natasha Richardson
by UKaye | 2004-08-24 22:03 | Musical