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U.Kaye Presents いつか、New Orleans

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semスキン用のアイコン01 個人的な参議院選振り返り  semスキン用のアイコン02

2007年 07月 30日

私が都民になって初めての国政選挙です。富士山麓に赴任する前も、県民でしたので。

どっちが勝ったという話でなく、国民の投票は、ちゃんと政権を脅かすことができるんだ、ということを確認できた意味で、意義のある選挙だったと思います。

その昔、自民党は、衆参で単独過半数を占めていまして、それを維持するために、国民よりの政策も心がけていたのですが、細川連立政権に始まる混沌の時代の結末として、公明党と連立なんて形で安定政権を築いてしまった。これはマズイと思いました。だって、支持基盤の基礎票だけ稼げば、自公で過半数は固く、浮動票を得る必要なんてないと思ってたから。

でも今回の選挙、なんとまあ、自公を合わせても半数に至らず。ちゃんと、国民の力でここまで動かせるんです。選挙民に拍手を送りたいです。民主党がどんなことしてくれるかは、また別問題ですけどね。

公明党まで超苦戦してましたが、開票結果見てると、こんな理由からでしょうか。3人区で改選前に自民、公明、民主と一人ずつで占めていた選挙区に、今回は民主が2人当選した。公明党はもともと強い支持者が投票してるから、民主に直接票を奪われることはそんなになく、民主はほとんど自民から票を奪ったんでしょうけど、奪われても自民の方が公明の候補者よりも辛うじて票が多かった。こんな事情で、決して絶対票数は減ってないのに、議席を失ってしまった。

自民党東京選挙区選出の、丸川珠代さんとは同い年です。こうして、バリバリの国会議員が同級生にいるようになったんだな~と、自分のトシを改めて実感。そりゃ、30歳から被選挙権はあるんだけど、6年前には、目立った同級生いたかな? その昔、渡辺満里奈さんがレコードデビューしたときに、同い年からアイドルが出るんだ、と、少し大人になった気分がしたけど、今回はその何倍ショックだろう。。。追い討ちで、31歳の川田龍平さんまで議員になってしまいました。。。 ちなみに、衆議院の場合25歳で立候補できて、杉村太蔵君のように遥か年下の青年もいるわけだけど、この辺、芸能界にたとえると、「子役」扱いです(笑)

この丸川さんが何故当選したかというと、彼女自身自民党の候補者であるにもかかわらず、自民に超逆風が吹いたお陰ですね。そりゃ、超順風なら保坂氏と一緒に自民から二人で当選するのでしょうが、そこそこの逆風だとしたら、民主の2人は固い上に、保坂氏がある程度票を維持して、丸川さんが落選という結果になったでしょうね。丸川さんは内心、どんな気持ちなんでしょうね。

彼女の政策、テレビで注目されないようなことで、困ってる人が救われるように力になりたいとおっしゃってましたが、一例くらい挙げて欲しかった。自民党から出てる以上、党の戦略とすり合わせが必要で、今は何も言えないんでしょうね。歯切れ悪い。。。

20代の若者の投票率、25%だって??? 理由は、どっちが政権とっても、世の中が変わるとは思えない、と。。。 確かに。
自分の場合、年金とか将来はとっても不安ではありながらも、今のところ仕事にはありついてるし、状況が今後まずくなるとしたら、それを回避するように政治でなんとかして欲しいという願いがあって選挙に行くけど、すでに職を失った人たちにとっては、本当は可能性はあっても、「もうどうやってもダメ」という気持ちが強いのかもしれない。どっちがとっても、より悲惨な未来を想像してしまう彼らに、「選挙行け」というのは、いじめに会うのをわかってて「学校行け」といわれるぐらい残酷なのかもしれない。

次の衆議院選挙、与党も野党も正念場だね。頑張って、ニートやフリーターの支持を奪い合うよう政策を競って欲しいものです。あ、政策以前に、国民から預かった税金の使途を公開しないような卑怯な人物が政治家をやってないこと前提で。

by UKaye | 2007-07-30 21:34