ブログは,ほぼ8年放置してましたか。
ニューヨークへ足を運ぶ生活からは,とっくに遠ざかっているのですが,こういう話題に心弾むことは今でも変わりません。
こんな年齢の私でも,1961年には生まれていなかったので,オリジナルバージョンをリアルタイムでは知りません。
ただ一度,名画特集として映画館で観たことはあります。
90分で収めることが常識の近年の映画しか知らなかった私が,劇のようにインターミッションあるんだ,なんてちょっとした驚きを覚えた記憶があります。
リーダーの殺し合いにまで発展してしまう喧嘩は褒められないけど,♬Maria~ と,トニーがマリアにお熱な状態に惹きつけられたな~と当時を回想します。
その後の"I Freel Pretty"における,マリアの惚気かたも然り。
こんな表現,ミュージカルだからこそだなと,当時かじり始めたミュージカルへの興味を確固たるものとしたきっかけの作品。
JetsもSharksも,貧困と戦って,また命がけで大変だなと思う一方で,主人公たち,しっかり恋愛していて,そんなのが全くない自分は本当につまらない人間だな~と思いながら映画を鑑賞してたっけ。
この作品を舞台で見たのは2回。
最初は,東急Bunkamuraに来日公演していたミラノ・スカラ座バージョン。
オペラ調で,確かに歌うまいんだけど,♬Maria~ がなんか淡々としている・・・ という印象だったような。
続けて,2009年のニューヨーク,Palace Theatreでのリバイバル。
"I Freel Pretty"が,プエルトリカンのnativeであるスペイン語に。
リアリティはそうなんだろうけど,,,きわめて個人的なわがままだってことはわかるんだけど,,,
スペイン語じゃなく,英語で"Pretty"って言ってくれないと,あの惚気が伝わらない。。。
というのが正直な印象でした。
そして今年日本で公開された,2021年スピルバーグ版のWest Side Story
この作品に触れるの,13年ぶりか~
あの頃と違って,座席の隣には,愛する娘がいました。
感想書けるかな~ ここで一休み。
# by UKaye | 2022-03-20 21:47 | Movie